ハラフルーツとは
世界中には珍しいフルーツがいろいろあります。一般的なリンゴ、バナナ、ミカン、ブドウ、イチゴなどのようにいつも目にするオーソドックスな種類もあれば、たまにしか食べないパパイヤやマンゴーもあります。
そして、名前は知っていても食べたことがないものもあるでしょう。更には今まで見たことも聞いたこともないような珍しいフルーツもあります。ハラフルーツなどはまさにそんなフルーツでしょう。
外観は強烈な色や形をしているので、「これは食べられるの?」と思いそうな感じです。元はハワイ語で「Hala Fruit」と呼ばれています。丸っぽいのですが、見た目はとにかくかなり強烈な形をしており、どう食べたらいいのか全く分からないと思います。
先に言いますと、このフルーツは種だけを食べるのだそうです。巨大な種はあまり甘くなくて、カリカリした食感だということです。ハラフルーツは果実の名称であり、ハラフルーツが生っているのはタコノキ属パンダナスという木です。これは東部オーストラリア、太平洋諸島が原産とされ、木の高さは約14メートル(46フィート)まで成長します。葉は、長いと150cmもあり、花も咲きます。
後ほど果実のことも書きますが、もともとハラフルーツの場合は、この果実よりも葉の方がいろいろなことに活用されています。健康効果という点でも葉を使ったハーブティの方が有名になっています。